お店でセットの時間を気にしながらお酒を飲むより、多少飯代掛かっても、お外でデートしてる方が経済的にイイ!、…キャバクラ遊びに疎い一般客が必ず最初に陥るミステイクである。今回はセクモバがその”ミステイク”について詳説する。
21.5分のイチ、という数字
具体的に数字を挙げながら説明しよう。エリアや店の種類によって料金帯は様々だが、新宿・歌舞伎町の一般のキャバクラを例にする。1セット1万3千円、本指名料2千円、女の子に一杯お酒飲ませて1千円、延長30分で7千円で計算すると、単純に合計して2万3千円。一人の女の子隣に座らせて世間話90分すると2万3千円である。
では店舗サイドで少し深く考察してみよう。一人のお客が2万3千円支払うことに対してお店ではどれほどの償却原価が必要なのか。
歌舞伎町でキャバクラ一件開けるのにどれくらいの費用が必要なのか、詳しくはもちろん推測の粋を出ないが、5千万円とも1億円とも言われる。席数20席、男子従業員8名、女の子在籍30名、出勤平均15名の中規模店で考察する。
初期投資の費用はまったくもって資料がないので仮に3千万円としよう。保証金、内装工事費で2千万円、その他もろもろの諸経費1千万円。歌舞伎町で中規模店を開けるには格安なような気もするが、細かいことを気にしだすと話しが進まないので割愛する。
初期投資にさらに加えて、男女の従業員の募集費用も莫大だ。男子従業員8名は紹介やらコネやら拉致でタダ同然で手配したとしても、30名の女の子の確保が至難である。まともに求人誌の募集だけで手配するなら、比較的メジャーな女性求人誌の費用が2分の1ページ、月2回掲載で25万円×2、で50万円。2ヶ月前から募集を開始したとして100万円。もちろんコレだけで30名確保は難しいだろう。
半分の15名をスカウトに頼るとしよう。買い取り契約で実行すれば一人5万円〜10万円、看板級なら上限無し、という世界が想像できるが商売人の経営者は一人5万円で話しを付けたことにする。15名×5万円で75万円。女の子の募集費用で175万円。おそらくこんな金額では難しい気がするがまぁイイ。
募集費用、初期費用、その他もろもろの諸経費の他にもちろん日々、月々の家賃、運営費、活動費、男子女子への給与が発生する。家賃はわかりやすく100万円としよう。月々の広告費に100万円、8名の男子従業員給与が30万円×8で240万円、酒や食料品の仕入れで月100万円、さて女の子の給与だ。
最近の一般求人誌の平均的な額を参考に算出すると、まぁ3〜5千円というあたりか。8時オープン、3時クローズのお店で客入りはまずまずで、女の子はオープンラストでガンガン出勤させるとするなら、7時間×平均出勤15名×5千円で合計31万5千円。30日で計算すると、945万円だ。
少し整理しよう。
初期投資が3千万円。募集経費が175万円、月々の運営費の総額が、家賃100万円、広告費100万円、男子従業員給与240万円、仕入れ100万円、女子給与945万円で月の必要経費総額は、1485万円。初期投資を2年で回収するとして、月々の償却費132万円を加算し、しめて1617万円。客がキャバ嬢口説こうが、口説くまいが、黙って1617万円である。嗚呼、恐ろしい。
原価償却が完了するまで一銭の利益が出ないと仮定して、最低限必要な日々の売上は53万円。客単価が2万円だとするなら、25名の来店。さて数字は揃った。
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セクモバがイチバン頻繁にキャバクラ入店する時でおそらく週3回だろう。一回に3万円使うとして、週9万円。月で換算するなら36万円だが、まぁそこまではいくらなんでも遣わない。イチバンヤバい時で月20万円だろう。ちなみにこの金額をキャバクラで遣うと、毎晩ボンカレー決定である。
とは言っても一件だけで月20万も遣うハズもなく、4件くらいハシゴする形でこうなるワケだから、一件あたりの純粋なセクモバのキャバクラ費用は月5万円。1617分の5、となり323名のお客のうちの一人だ。平均出勤が15名だから、女の子一人に対しては21.5人のお客のうちの一人、である。一人のキャバ嬢が抱えるお客がどれくらいいるのかまぁ詳しくは身の保全の為あまりゲロしないが、中途半端なキャバ嬢が中途半端なヤル気で続けてる店なら、おそらくそれほどかけ離れた数字ではない。
さらに整理しよう。つまり月に20万キャバクラ遊びをする男で、店にとっては323名の顧客の一人、そして女の子にとっては21.5人のうちの一人である。月1回お店に行く程度の極々普通のサラリーマンだったらさらに数字は強烈で、1292名の店舗顧客の一人で、女の子の携帯電話のメモリの86分の1だ。電話なんか掛かってくるハズはないよなー(笑)。
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それでは確信に踏み込むことにしよう。客単価2万円で日々の平均来店数25名。そんな若干お寒いお店でも、女の子にとっては21.5分のイチのお客に過ぎない(月に20万キャバクラ遣う男だとして)。月20万で愛人になれ、とかいうオヤジがいるらしいが、1617万円もかかる毎月の総額原価を吐き出す店にとっては20万位で女の子引っ張られたら目も当てられない。女の子にしたって21.5分のイチ程度の男(月に20万キャバクラ遣う男だとして)が、同伴やアフターで1万、2万遣おうが、感覚的には500円か、1千円遣ってくれただけ(21.5分のイチ、なら)、という感覚でしかない。嗚呼恐ろしい、これこそが21.5分のイチ、の男の悲しすぎる現実である。
こうして具体的な数字の現実を挙げていくと、なるほどキャバ嬢がなかなかヤラせないのも頷ける。つまり、一般的な素人女性と1回デートで与えられる印象が、キャバクラ嬢相手ならば21.5分のイチ、なのだ。つまり、素人女と3回目に初キッス、なんて感覚があるとするなら、キャバクラ嬢とキスするまでに64.5回も店外デートが必要な計算になる!ヌオオ!マジかよ!
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結論である。
キャバクラの店内で支払う2万3千円よりも、ついつい店外デートに誘い出して飯でもゴチる方がずっとマシ、と考えがちだが実はココには大きな落とし穴が。1万5千円店外デートで遣っても、彼女たちが感謝するのはその21.5分のイチ、つまり697円ゴチってもらった!、という印象しかない、のである。ガキがマクドでデートしてるよりも情けない金額!、嗚呼、どうりでヤレないハズだ。