”そもそもエロとは何なのか?”…非常に大きなテーゼに立ち向かったセクモバのこの4年間、無論未だにその答えは見つけられることができずにいる。なぜ男のポコチンはオッ勃つのか?、『海綿体への血液流入が理由』などというチープな生理学的な見地だけでは、セクモバが追い求めている”魂の勃起”を説明することはできない。生理現象としての勃起とアツい魂の相関関係、に代表されるワタクシのエロい考察への追求は、実は4年の歳月を費やした今も実は大した結論を導いてはいない、のである。
それは過去ばかりを見ているからではないのか?
ふと考えた。目論見書など昨日までの上がり下がりだけでしかない、のだ。どれほど”※印付きの補足説明”を加えようとも、我々のエロへの未来は見えてこない。そう、必要なことは昨夜の射精の回顧、ではないのだ。今のワタクシに、そして厚かましいことを承知で申し上げるなら、エロの未来にとって必要なことは、明日の射精哲学の予想、なのだ。
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ワタクシはエロの未来をこう予想している。
まず第一に、射精産業はここ数年の内に激動の変革と改革の時代に突入する、と予想している。収益性の高い店舗とそしてその母体及び傘下企業が急進的にそのマーケットを開拓、拡張する一方で、後進的なグループは確実に淘汰される。それは戦後50年の射精産業が遭遇してきたような、いわば自然淘汰とは、その姿も痛みもまるで違うモノとなるだろう、と予想する。チープな挿入とヌルい射精にはどのような感慨も沸かない、ことは個人個人の亀頭が痛いほど理解している。その痛みが、その生ヌルい残尿感が、業界とその周辺産業の構造を一挙に揺り動かす原動力となることを各従事者は予想すべきだ。
具体的には、2割の後進的射精が夢精に取って代わる、と予想する。前屈み的な射精機会を喪失した20億のオタマジャクシが、三十路男のシーツを汚すことになるだろう。
第二に、射精産業の従事者の質的状況が、一気に大変革を迎えることになる、と予想する。国公立大卒者の2.5%が、なんらかの形でオタマジャクシの為に従事する時代が訪れる。顧客の幅広い射精ニーズと妄想ニーズを効率的に処理する、祭汁工場が歓楽街各地に軒を並べることになる。だがその一方では、画一的なサービスとマニュアルが蔓延し、個人個人の亀頭への血液流入量
の総量は著しく減少期を迎えることになる。言い換えれば、フニャチンが増えるワケだ。チンカス野郎達の大幅な増加により、必要な血液流入の総量
は社会全体の高齢化とは裏腹に、恐らくほとんど増加することはないだろう。そしてさらに近い将来、その射精と血液流入総量 のバランスシートの公開が、風営法許可申請時に必要になるのかどうか、それは今日現在ではまだ見えない。
第三に、主に男性向けの射精産業が、女性向けのズーレ産業という新しいマーケットの創出する未来が数年内のうちに巨大なウネリとなって業界を激震させる。セクモバの個人的な経験に基づく判断だが、彼のイチモツをクワえ込んだ女性の実に24%が何らかの形でズーレ哲学、ズーレ思想に啓蒙的であった、とその未来を実証している。『バーコードハゲの短小チンコが案外楽勝だったのよ…』と昔を懐かしむ人妻系ヘルス嬢が街に溢れ出ることになるだろう。何度でも昇天しうる女性相手の新しいエロ産業は、何回戦までオッケー、とするかという全く新しい大問題に直面
することになる。
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こうして未来を予想していると、実は意外な点で一つの共通項を表している、ことに気が付く。それは、
『射精機会が増えるに従い、一つ一つのオタマジャクシの尾の動きは悪くなった』
という事実であり未来だ。しかし、新しい射精ニーズと妄想ニーズの増加が、その尾の運動性能全体のエネルギー量 を軽く凌駕する為に、実のところ、各店経営者はその未来を把握しづらい、というパラドックスを抱え込むことになる。どうやら、このアタリにセクモバが主張する”魂の勃起。魂の射精”についての未来像の真理、が隠されているようにも思える。オタマジャクシはタンパク質でできているのではない。魂というDNAで今日も元気にその尾っぽを揺り動かしている、というその真理に、こうして下らないバカなことを書き連ねながらフト気が付いたのは大きな収穫であった。