もう嫌。クリスマス嫌い。
いや、たとえばそれが、自分や自分の回りの人へのセレブレイトなクリスマスなら全然オッケーグーだと思いますが、ここ最近1ヶ月ばかりずぅっーと延々、他人やらキャンペーンやら年末商戦やらをお祝いするためのクリスマサブル(そんな英語ねぇよ)な仕事、そういうマーケティングやセールス関連の業務ばっかりしてるんで、毎日がエブリデー的に毎日がクリスマスなインプレッション。もう気が狂いそう。だいたい俺はサンタなんかじゃねぇ。こうしてワタクシみたいに、下請けの下請け的な立ち場の下民達がせっせせっせと街のクリスマスムードを盛り上げてやってるとも知らずに、町歩くあのボケ若者カップルどもはイチャイチャイチャイチャしくさってからに。コラ。オメーら俺の代わりにサンタ服来てこのケーキ抱えてニッコリ笑えやボケが写真撮るからワレええ加減にせーよマジで(本気でキレてる)。
俺のデスクにブラ下がったこの赤い靴下に、睡眠薬入れて帰ったボケ事務員は今頃ユナイテッド航空でハワイですかそうですか頃スよマジで。同封のメモには、”お疲れ様です。無理しないでタマには布団で寝てくださいネ。クリスマス明けまたよろしくお願いします。ハワイ楽しんできます(彼と)”。だボケが。男とヤリまくってさっさと中出汁されて嫁に行けやダボが。(荒れてるなぁ)。
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ずっーと昔。そう、極私的性癖頁とかまだヤル前の話で。学生だった頃。京都に住んでた頃。
スーパー貧乏学生でホントお金なくて、チャルメララーメン、朝半分食って、夜残りの半分食って、そういう生活してた頃。お湯でのばすから味が薄いの薄くないのって。
電気だってもう止められる寸前みたいな有様で、部屋には暖房らしい暖房なんかまったくなくて、あるのはせいぜい薄っぺらな毛布くらいしかなくて。
で。その頃、そんなスーパー激貧な状態にも関わらず、なんでかよくわからないけど仲良くしてくれる女の子がいて、その子が確か12月のちょうど今頃お部屋に遊びに来てて、でもケーキもご飯もなくて部屋の中吐く息が真っ白になるくらい寒くて。そしたら彼女、寒い部屋で小さくなって布団と毛布をかぶって寄り添ってくれていた。背中に感じるその温もりが、当たり前なものだと思っていたあの頃。
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そして10年以上が過ぎて今。
オフィスには24時間の全自動の空調設備もあって、短パンTシャツ姿でも快適に仕事ができて、買おうと思えばケーキだってチャルメラだっていくらでも買えて、タバコなんかまだ4センチも残ってるのに灰皿に丸めて。でも。そう。背中がずっと寒い。快適きわまりないオフィスで、ずっとブルブル震えている気がする。そしてその震えを、誰も暖めてはくれない。それがこの14年間の俺の生きた証、だと言うのか?
…まぁでも。そんなところだろうな。そういう生き方選んだのは自分だ。そういう、得も言われぬむなしさを求めているのも事実だ。そういう寒々しさが好きなんだろ。何を今更おまえは…。